ミニベロ「DAHON root」を購入して以来、すっかりサイクリングにはまっている花梨です。ミニベロにしてからというもの、自転車に乗るのが楽しくなりました!

しかし、ミニベロに乗る前は「ママチャリと何が違うの?」「わざわざミニベロじゃなくても良くない?」と思っていたのも事実です。
今回は、同じような疑問をお持ちの人向けに、ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)の違いについて解説します。
ミニベロと折り畳み自転車の違いは?
そもそも、ミニベロと折り畳み自転車って同じなの?違うの?という疑問を解決してみましょう。
ミニベロ | 折り畳み自転車 | |
特徴 | フレームに繋ぎ目がないので安定感がある カゴなどのオプションをつけたい人向け | 小さく折りたためるので、車に載せるのも簡単で持ち運びもできる カゴを付けると折り畳みできない車種もある |
共通点 | ・タイヤが小さい ・ブレーキが効きやすい ・街乗り向き |
見た目は同じような小径車ですが、折りたたむためのつなぎ目があるかどうかが大きな違いです。
とはいえ、折り畳み自転車だからといってグラグラしたり乗りにくかったりすることはないので、どちらを選んでも走行に問題はありません。そのため、本記事では折り畳み自転車を含めミニベロと表記します。
どちらか迷ったら折り畳み自転車が良いと思います!

旅行に持って行って、景色の良いところでサイクリングも可能ですよ。
ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)比較
では、ママチャリ(シティサイクル)とミニベロの違いも見ていきましょう。なお、ママチャリ(シティサイクル)は、いわゆる「カゴ・泥除け・自転車スタンド・施錠・チェーンガードが標準装備された自転車。買い物など荷物を載せる・どんな服でも乗りやすい安価な自転車」を指します。
ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)の違い
ママチャリ(シティサイクル) | ミニベロ(折り畳み自転車) | |
重さ | 20kg程度 | 10~15kg程度 |
オプション装備 | カゴや泥除けは最初からついているから、購入してすぐ乗れる | お店や自分で自転車を組み立てる。ベルなども取り付ける。カゴや泥除けが付いていない場合は別売りで購入する |
チェーンガード | あり | なし |
値段 | 2~4万円程度の安いものが多い | 5万円以上のものが多い(別売りアイテムが多い) |
ママチャリは、基本的に鉄やスチールといった素材でできているため、車体は重いです。重いので安定感はあるものの、ペダルが重く感じてなかなか自転車が進まないといった経験を持つ人も多いでしょう。
ミニベロはアルミやカーボンといった素材でできていることも多く、軽い点が特徴です。

購入前に、車体の素材や重さをチェックすると良いですよ!結構重いミニベロもあります。
ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)のオプション
オプションについても大きな違いはあります。ママチャリは購入して即乗れるものですが、ミニベロは購入後「完成車」となるまで時間がかかるケースもあります。
というのも、ミニベロは販売時点ではペダルやベルなどが付いていないことが多く、お店によっては購入から納車まで数日から数週間かかるケースもあります。

私はワイズロードのセール中に購入したので、ネットでの注文→店舗受け取りまで2週間待ちましたが、セールの時はマジで安いので狙い目です!!
「ミニベロって、あれこれ別売りのオプションを購入すると予算オーバーしちゃう」ということもあるので、予算内に収まるよう、何が付属しているのか購入前にチェックしておきましょう。
チェーンガードがあるママチャリ(シティサイクル)は服を汚しにくい
チェーンガード(チェーンカバーとも呼びます)は、その名の通りチェーンを覆ってくれるものです。
チェーンガードがあると、ズボンの裾が汚れにくい・住カードなどを巻き込みにくいといったメリットがあります。
しかし、ミニベロ(折り畳み自転車)の場合、チェーンはむき出しになっていることが多く、着る服を選んでしまいます。むき出しのチェーンに服の裾が絡まって、汚れたり自転車にトラブルが起きたりしやすいでしょう。
どのような自転車であれ、ワイドパンツやロングスカートはチェーンや車輪に巻き込まれやすく危険なので避けるべき衣類ではあります。しかし、ママチャリは余程ひらひらとしたロングスカートでなければ比較的安全に走行できるでしょう。
ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)の値段
ママチャリ(シティサイクル)とミニベロ(折り畳み自転車)は、お値段が違います。カゴなどの付属品がすべて揃っていて2~4万円で購入できるママチャリと、5万円以上のお値段でありながらカゴなどは別途購入しなければならないミニベロ。ここの差は大きいですね。

私は前方向のライトと鍵を購入しました!どちらの値段もピンキリですが、前方向のライトは付属しているミニベロもありますよ。
もちろん安価なミニベロもありますが、そうなると車体が重いなどママチャリとの違いがあまり感じられないケースもあるので、ご注意くださいね。
まとめ・体に負担のかからないサイクリングにはママチャリよりもミニベロがおすすめ
ミニベロは、以下のような人におすすめです!
- 毎日の通勤通学を楽にしたい
- 車に乗せて旅先でもサイクリングを楽しみたい
- 健康のために体の負担にならない自転車でサイクリングしたい
- ロングスカートやワイドパンツはあまり着用しない
お値段がかかるし購入時に手間取ってしまうこともあるかもしれませんが、自転車生活が楽しくなるミニベロ、おすすすめです!

