みなさん、歯の健康に気を使っているでしょうか?
30代となると、口の中が健康である人のほうが少なくなってしまいます!
厚生労働省の調査では
- 30代の約8割に歯茎の問題
- 35~49歳の歯周病患者のうち、自覚があるのはたった3割

となっているんです。
かくいう私も、ほぼすべての歯に虫歯があり、インプラントも1本入れています。
3年以上、ずっと虫歯治療のため歯科医院に通い続けました……しかし、現在は定期健診のみでここ2年新しい虫歯はできていません!
そんな私が実践してきたことについて、ご紹介していきます!
ここでは
といった方に向けて、歯科衛生士さんに聞いた情報や私が実践している日々のケア方法をご紹介していきます!
虫歯や歯周病を防ぐためはまず歯医者さんに行こう
何を差し置いてもこれしかありません。
歯というのはそれぞれ違いがあるので、それに合ったメンテナンスをする必要があるのです。
まず検査をして現状を理解し、それにあった治療・予防をしましょう。
と思うかもしれませんが、あなたの歯は抜け替わることなく一生ともに生きていくものです。
削ったら二度と美しい歯に戻れないと考えると、とても貴重な体の一部。
美容院で髪を切るような感覚で歯科検診を受けてみましょう。
歯科衛生士さんはすごいですよ。
まじめに磨いていたかどうか、すぐ見破ります。
それくらい、日々の生活が歯や歯茎に現れてしまいますので、お化粧をするように歯磨きもこだわって美しい笑顔になれるようにしましょう!
歯科検診は年1万円~程度
歯科検診にかかる費用は、年間で1万円程度です。
あくまで私が通院している歯科医院の例では
- 3ヶ月に1回のペース
- 検診とクリーニングで2回
- 1回目は約3000円
- 2回目は約1500円
という料金です。
「ちょっと高いな……」
と思いますが、年間1万円と少しと考えれば、適切な維持費なのではないでしょうか。
もちろん人それぞれ治療や予防方法は違いますので、料金は目安としてくださいね。
歯石がたまっていたり歯周病が進行していると、期間もお金も必要になってしまいます。
早め早めの治療が大切です。
定期健診のペースですが、歯が健康な状態ならば
- 1回目の定期健診
- 1か月後に2回目の定期健診
- 3か月後にまた1回目の定期健診
というスケジュールです。
年に5回~6回通うことになります。
クリーニングを頻繁に行う場合は月に1回など、こちらも人それぞれ。
目安程度にしてくださいね。
定期検診ではクリーニングはもちろん、歯周病検査や細菌検査をする
定期検診ですることは
- 染め出し(歯を着色して磨き残しチェック)
- ブラッシング指導
- 歯と歯茎の歯周ポケットの深さをはかる
- 歯石をとる
- 表面を磨く
- 口腔内に虫歯や歯周病の原因となる細菌はいないかチェック
このような内容です。
これも歯科医院によって違いがありますし、病状によっても変わってきます。
歯にステイン(茶渋)がついていても綺麗になりますので、審美の面でもぜひクリーニングを受けて白い歯になりましょう!
おすすめの歯ブラシ選び
歯ブラシはどのような形のものを使っていますか?
私が訪れた歯科医院では、いずれも普通の歯ブラシをおすすめされました。
ギザギザになっている歯ブラシに変えたところ、歯の表面がうまく磨けていなくて歯科検診で注意されてしまったんですよね。

でも普通の歯ブラシだと、歯の隙間や歯と歯茎の間は磨けるの?
丁寧にやれば磨けますが、それだけでは歯垢を落としきれないのも事実……。
なので、歯ブラシは複数用意しましょう。
できれば月1回での交換がおすすめです。
女性の場合は特に、歯ブラシの毛先が広がらないので見た目が劣化しずらいもの。
ついつい交換を忘れがちですが、古い歯ブラシを使っていたら定期健診の染め出しでがっつり色が出てしまいました……。
タフトがおすすめ!
先端が細くなっているので、どんな隙間のも対応できます。
歯列矯正の器具の隙間もこれで磨けますし、インプラントで歯と歯茎にくぼみができていても大丈夫な仕様で、歯並びが良くない人にもおすすめ!

そんな何個も使い分けるの、面倒じゃない?
面倒です……面倒ですが、毎食後にやる必要もありません。
夜寝る前の1回だけ、という使い方でもOKです、と歯科衛生士さんに言っていただきました。
毎食後に頑張って歯磨きをすると、面倒になって続かなくなってしまうそうです。
なので、毎日続けられるように適度に手抜きをすることも必要になるんですね。